やはり『シュタインズゲート』は面白いンゴ

今更『シュタインズゲート 0』を視聴する。

視聴後に思った。やはりシュタゲ面白い、もっと早くに見るべきだった。

自分がシュタゲと出会ったのはXBOXの音声なし(だった気がする)版だった。

一昔前まではAVGを腐るほどやっていたのだが、職についてからは全くもってご無沙汰だった。たぶん5年ぶりくらいのAVGだったと思う。

会社の上司達が話しているのを横で聞いて何となくやってみたら、これが大変面白く久々の当たり作品と出会った、と喜んでいた。

 閑話休題

シュタゲの面白いところは何と言っても伏線回収と物語の起伏だろう。

絶望に続く絶望。それでもあがき続けて見つける。しかしその先で分かる(気づく)更なる悪夢と言う名の事実。その上げて落としてまた上げる物語の構成が非常に上手く、プレイしていて全く飽きが来ず先が気になる気持ちでいっぱいだった。

また主人公の感情の変化も素晴らしい。主人公は中二病なのだが、それにも理由がある(それは激情版アニメの方で補完されている)。最初は中二病な言動をしていた主人公が絶望の中で心を失うギャップ、プレイヤーも一緒に心を磨耗させる錯覚を起こさせた。

キャラクター達も個性的で魅力がある。ネラーツンデレヒロイン、天然癒し系ヒロイン、ネット用語を多用するブサ系スーパーハッカーの親友。

その他にもたくさんいるが、とにかく個性が強い。それぞれ方向性が違う(一部合致するネラーたち)キャラたちが絡み、会話や物語のバリエーションや面白い。

アニメ版も見た。正直原作を超えることはないだろう、と思っていたが予想以上の出来に感動すら覚えた。余談だが原作ファンで自分が譲れない部分が原作BGMを使うことだ。そのシーンでの思い出などはBGMという箱にしまわれているため、BGMを聞くと思いが一緒に蘇るのだ。だから原作BGMを使わないアニメ監督は何も分かっていない人だと思っている。

そしてシュタゲはアニメで原作をBGMを使いながらアニメならではの演出と、原作を忠実に再現した演出に正直感動すら覚えた。

シュタインズゲートシリーズは一通り見たが、自分はマイナス評価をつける部分がなく、全部楽しく見ることができた。

素晴らしい作品に出会えると喜びと感謝の気持ちでいっぱいになる。