ウマ娘という『メディアミックス』が上手いと思う所を分析

と言っても限定的な部分になるので、そこまで多く語ることはないので以下の点のみ記述していこうと思う。

 

アニメとアプリの連携が上手い

アニメの放送が1月の上旬頃に放映され始め、アプリの配信が2月下旬頃になる。

アニメ的にはだいぶ佳境な所に入っており、第10話で大勢の人の心を揺さぶる内容になっていた。その時の主要のキャラクターがアニメ放送の翌日にアプリ内で新キャラ(サポートキャラ)として登場させると言う手段を取ってきた。

おそらくこれには多くの人がそのキャラを求めガチャを回したと思う。

『アニメ放送の翌日に実装』というのがいかに凄い事か、いかに周到か伺える。

ウマ娘は3年間の制作期間延長というのがあるがその間にこういう事を練っていたのだろう。あらかじめ『ウマ娘という作品』のロードマップを決めておかないと出来ない芸当だ。ただそんな事が出来るのは色んな事を管理できる(力を持っている)サイゲームスだからこそだろう。

普通のメディアミックスはだいたいがゲームがありそれが終わってアニメや漫画になったりする(シングルタスクな)ものだと思っているので、リアルタイムで実装するのがいかに大変で難しいか。

またその話数の時だけじゃなく、アニメが終わった後でもアニメの続きのようなストーリーをすぐアプリ内で実装したのもウマ娘ファンからしたら嬉しいものだろう。

アニメが終わった今ではそういった事はもう出来ないが、その時の瞬間風速は凄まじかったと個人的には感じている。