自己表現力の欠如

どういうことかと言うと、「自分の事を表に出す能力が低下している」状態のことを表す。ここで一つ勘違いしてはいけないのが、「表に出さない」のではなく「表に出せない」点である。

原因はコミュニケーション不足による思考能力の低下によるものであると推測する。

人と会話するというのは思っている以上に頭を働かせるのだが、他人と話す機会がないと、脳細胞も退化していき何を表に出して良いか分からなくなっていく。「相手を気遣って言葉が出ない」と言うわけではなく、「単純に思考が追いついていない」状態がほとんどだ。

また自分で発した言葉を確認してしまう癖がついているため、言葉を発する→今発した自分の言葉を耳で確認する→脳でそれが正しいか確認する、という工程が発しているためこの工程中に相手の話が脳にいかず話を聞いていない又は処理できていない状況が多い。

先ほども言ったとおりこれは他人とのコミュニケーション不足が起因しているものだろう。しかし現状において他人と関わることはあまりない。

そこで一つ対策として「独り言を話す」というのをやってみる。

これは「言葉を発する」ということに慣れさせ、少しでも「自分の言葉」を慣れさせるのが目的になる。

今現在、自分に置かれている状況は思っていたより深刻なんかもしれない。